アートメントNAGANO2017 フリンジ茶会

行事内容

長野市芸術館を中心に7/8~7/17開催された夏の音楽フェスティバル「アートメントNAGANO」
芸術館だけでなく街中に芸術や文化を広めようと企画された「フリンジ長野」で、コンサートに来場されたお客様方に先着200席のお茶とお菓子を振る舞いました。

所感

今年初めての試みで、昨年開館した長野市芸術館の中庭でお呈茶をするご提案をいただきました。
中庭ということで、設備が整っておらず、水場は簡易流し台を会員が制作するなど工夫をしました。
月一で市民の皆様に向けた呈茶をしているため、会員はそれぞれに活発に意見を出し合い、音楽をテーマに日頃はお茶に関わりのない方々にも気軽に楽しんでいただける茶会になったと思います。
お客様の中には、コンサートに出演される楽団の方々も交じり、開演前のひとときをお過ごしいただきました。初めてお茶を飲んだという方やバイオリンを習っているという中学生、久石 譲さんの追っかけファンの方など、様々な皆様と交流をすることができました。
「日常に芸術を」との理念を掲げている長野市芸術館の芸術監督で長野県出身の久石 譲さんにお願いし、短冊を揮毫いただきました。「皆さんの心に芸術を」という言葉をいただき、まさに私達の行っている、市民の方々との交流茶会はこの精神を担っているのではないかと嬉しく感じました。

今回は長野市での開催ということで、長野市中心の会員が参加しましたが、今後、このような機会が各地域であれば、率先して参加し、お茶にご縁がないという方々ともご縁をつなげていかれれば幸いです。
茶道とは日本文化であり、芸術なのだとあらためて感じた時間でした。